食事リズムと虫歯の関係性
虫歯の発症リスクは、食事リズムによっても大きく左右されます。そこで今回は、虫歯になりにくい食事の摂り方をわかりやすく解説します。
▼間食を減らすことが大切
多くの人は、朝・昼・晩の3回、食事を摂るかと思います。この3回は十分な栄養をとる上でも必須といえますが、おやつなどの間食の回数は、できるだけ少ない方が虫歯予防に良いです。なぜなら、どんなにささいな食事であっても、食べ物を口にした時点で口内環境は悪くなり、虫歯菌の活動が活発化するからです。そういう意味では、虫歯を効率良く予防するのであれば、間食の回数を減らし、毎日リズムの良い食生活を送りましょう。
▼ダラダラ食べは控える
皆さんは食事にどのくらいの時間をかけていますか?5分で済ませる人もいれば、30分かけてしっかり食事する人もいることかと思いますが、不必要にダラダラと食べるのはあまり良くありません。とくに小さなお子さまに多いのですが、それほど多くない量の食事を軟十分もかけてダラダラと食べる習慣は、お口の中が汚れている時間も長くなり、虫歯のリスクが上昇します。ですから、食事はよく噛んでリズムよく済ませることが大切といえます。
▼まとめ
このように、食事リズムが悪いと虫歯菌の活動が活発になる傾向にあることから、食事の回数や時間はしっかりコントロールすることが大切です。それが虫歯予防の第一歩となります。食事は内容も重要ですが、食べ方にも配慮する必要があるのです。